Y) Lがいい、ってよく言われる。
K) Lの世界?
Y) いやちがう。CA(SU)ALのL、LOVEがいいよねって。
K) AIDMAとかは代理店視点でできてるからね。広告キャンペーンやるのがゴール。
その後のリピートのことまでは知りませんと。
Y) おれは講演なんかでも言ってるんだけど、つながりが大事だと思うんだよ。作り手とユーザーをつなげることが、広告の役割だと。
K) 結果的にLが生まれないと、広告としてはうまくないんじゃないか、ってことかな。
Y) そう。
K) たとえば飲料なんかだと、コンビニのフェースを取るために、新製品を出しては消え、出しては消え、みたいなことを繰り返してるじゃない。それではつながりは生まれにくいよね。
Y) そうそう。Lという意識がないと、悪循環に陥る。おれはメディアとしてのWEBにすごく期待してるんだけど、人と人がつながりやすくなったのはそれだけでいいことだと思うんだよ。つながることで、新しいものも生まれるし、社会もよくなると思う。
K) でも姜尚中が言ってたけど、社会のつながりが希薄になっていくと、秋葉原の事件みたいなのが起きやすくなると。人のつながりってのは周囲から必要とされてるってことじゃない?WEBとかモバイルでつながりやすくなってるのに、本質のところでつながってないのが問題だと。政治というのはつながりをつくることだって話。
Y) わかる気がするな。
K) PSの初期のコミュニケーションは、「約束と実現」の繰り返しだったんだよね。ある商品文化を拡げるのに、企業とユーザーが必要としあうつながりをつくったのがミソだと思う。
Y) そういう意味ではナイキもうまくLをつくることができたのが勝因かもな。
S) Lがいいです!
Y) なんだ秀麗か、びっくりした。
K) なんでLがいいんだよ。
S) だって・・・LOVE、いいじゃないですか。
K) うん、わかった。
Y) こういう時には会話に入ってくるんだな。
S) LOVE、いいです。